涙が止まらなかった…
この気持ちをどう表現して良いのかわからないが、自分の中の心の奥底にある気持ちに触れる様な映画で、まさに琴線に響く映画でした。。。
視覚障害者の映画の音声ガイドをする美佐子は、視力が次第に失われつつあるカメラマンの雅哉と出会ってから、変わってゆく…
単に 風景や自分に見えるものを音声ガイドすることで、彼女はそれを仕事と思っていたが…
例え、画像が見えなくても
映画って ものは 想像力を掻き立て
そして その空気感も表現する必要があるし… 自分から見えるものを 全て言葉にするのは、傲慢でしかない事…
そんな事を 視覚障害者の人や、その人達を取り巻くヒトの言葉から学んでいく…
とりわけ、美佐子に辛辣な雅哉は、見えなくなる事の苛立ちや恐怖…
そんな状況の真っ只中にいた…
雅哉との出会いが、彼女を成長させ
彼の生き様が、美佐子のココロをうつことになる…
映画とは、想像力と自分が持っている感性で見るものであり
人から押し付けられるものでは決してない…
当たり前の事だけど…
自分が見える事の感謝の気持ちを
忘れていた…
しかも、ワタシはかなり 画像フェチなんで 美しい画像を見える事に感謝🙏
河瀬直美監督は まだ『あん』しか見てなかったが…
『あん』も泣きたくなるほど桜が美しかった🌸🌸🌸
他の作品も見たくなった🎬
