高瀬とうや

gifted/ギフテッドの高瀬とうやのネタバレレビュー・内容・結末

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

親権争いの法廷が結構長くて途中うんざりする。

初恋の人から引きはがされ、自殺を試みたり、人を見る目がなく1か月ほどで別れるくらいの男の子供を妊娠したり、幼い赤ん坊を独身の弟に託して死を選ぶくらい危うい人生を娘に歩ませておいて、孫娘の顔一つ見ずに放置しておいて天才だと判明したら「大事な孫娘の将来の為に」と親権争いをするクソ毒祖母が腹が立つ。
毎年クリスマスにプレゼントを贈ってたとか可愛げがあったらともかく。

母の操り人形な姉を傍で見ていていかに天才といえど、人を見る目の大事さとか人間関係の構築の重要さとかをフランクはメアリーに教えたかったんじゃないのか?と。

こういう法廷物を見て思うのは「子供の人生を考えるのであれば、大好きなおじさんから何故引きはがす?」と。
まぁ「子供だから、判断能力が欠如してる」とかそんな感じなんだろうけど。
子供に残るのは「大好きで、ずっと一緒にいると約束してくれた大人に裏切られた。誰も信じられない」という不信感だと思うんだけどなぁ。
物語だからしょうがないけど、リアルでもこういうのが横行してるんだろうな。
結果、子供の人生をゆがめてるのはどっちなんだと。

あと、猫を殺そうとするクソ里親と毒祖母は、歩くたびに毎回足の小指をタンスの角にぶつけるとか呪いを受けよ。
なんでたまにしか来ないBBA、しかもゲストハウスに入り浸るBBAの為に可愛らしい猫を殺処分しないとアカんねん、頭わいてんちゃうか?
明確な約束はしてなかったかもしれないけど、法律違反とかなんとかで一生臭いメシを食え。
死ぬまでメシ食わんでもええけど。
死んでくれ。
死んでくれたら、許す。

毒祖母は、息子が現れて孫を連れ戻そうとしてもそれにはお構いなしでミレニアム問題にのみ興味があったようで本当にクソったれババアですね。
論文を目の前にぶら下げられたらホイホイと選ぶとか孫より重視してるように感じられるし。

周りの大人がクソすぎて感動よりも腹が立つ映画。
どないせいっちゅうねん。
高瀬とうや

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