めしいらず

ファイブ・デイズ・ウォーのめしいらずのレビュー・感想・評価

ファイブ・デイズ・ウォー(2001年製作の映画)
2.2
第一次大戦時の実話。国家の大義名分。安全な場所から命令するだけの司令官。最前線にいる兵士たち。ヒーロー活劇のように弾は避けてくれない。ちゃんと当たる。戦場が死と隣り合わせのおっかない場所である当たり前。非常事態の連続。味方に誤爆されることだって起こり得る。それでもなぜ彼らはそこに残り戦い続けるのか。生死の境で戦う者同士に連帯意識が生まれる必然。名もなき彼らは仲間と己の誇りの為に戦い、大きな犠牲を払いつつかろうじて生き残り名を残した。距離の近い戦闘シーンの迫力が凄い。ただアメリカ礼賛臭が少し気になってしまった。敵軍の上官すらその為の駒のように見える。
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