原作は一巻だけ読んだ。で、アニメは最後まで見た。なるほど、ラストの解釈がすばらいい。どうなるのだと思いながら見てたけど、この「アルマゲドン」や「サマーウォーズ」的展開があるからこそだったのかと。
で、この映画。あのラストでは、何のために異星人がふたりに力を与えたのか意味不明のままじゃないか。ストーリー的に犬屋敷と獅子神が戦っただけでいいの? そのカタルシスを楽しみに再生したのに残念だった。それまでは良かったのに。
家族の中の父親の悲しい存在。泣ける。
その父親を演じた木梨憲武がノリさんだった。コントかよと思ってしまう表情(顔芸)が良かった。そりゃ自分の身体が機械になったらそうなるか。
クライマックスのアクションシーンはすごかった。むちゃくちゃだけど、それがいい。
そして家族愛。話さない娘と父親の表情にグッときた。
あと、イヌのハナコが一番いい演技してた。