最近、ありがたいことに2年前とかの古いレビューにいいねを付けてくださることがけっこうある。
それで、どんなこと書いてたか忘れてるのもあるんで、その昔のレビュー読み返すんだけど、なんか今と違って簡素にポイントを絞ってタイトにうまく纏めてる。
ハッキリ言って最近のより全然読みやすくて中身あるんだよ!
いつの間に何となく散文的にダラダラ書いてる割にさほど情報量も深みもないダメなスタイルなってしまったんだろう、、笑
なのでこの映画からタイトで簡素を心がけていこうと思う。
簡素に書くには持ってこいなんだよ、これ。シンプルな話だから。
船のウィンチのワイヤーが切れてケージごと海底に落とされた姉妹が鮫🦈の襲撃に怯えつつ、酸素ボンベの残量がなくなる恐怖と対峙するミニマルな設定の海洋パニック映画。
鮫🦈映画が好きなんで観たんだけど、その視点からだとまったく評価できない。
鮫🦈を恐く撮る工夫がないからね。襲撃シーンの淡泊さから鮫愛🦈のなさを感じたよ笑
むしろ、鮫🦈以外のことの方が怖いんだよな、これ。
海底に取り残される恐怖、無線が届かなくて焦ったり、遅々として進まない引き上げ作業の中、酸素だけが減っていく絶望感。
ジリジリハラハラせずにはいられない。
鮫🦈云々より海底に無防備な状態で取り残されることそれ自体が恐ろしすぎて鮫🦈どころじゃないんだよ笑
それに鮫🦈がいるために引き上げ作業がうまくいかない的な分かりやすい事態も起こらないし、本当に恐怖のちょっとしたトッピング扱いなんだよな、鮫🦈が笑
でも海底脱出劇としてのサスペンスは良くできてるから退屈しない。
ほとんどの時間、姉妹が海底のケージ周りでオロオロする単調さを回避するために姉妹の人間ドラマ的な展開も盛り込んでる。
まあ、よくある極限状態になって素直に率直な感情をぶつけ合って理解が深まる、定番のやつだけど笑
そして、意外と結末が捻ってあって少し驚いた。
でも、これもそんな斬新な仕掛けじゃない、てか、ありがちな捻りなんだけど、この手の映画でこれを持ってくるのはあんまりないと思う。
とは言え、鮫🦈がちゃんと画けてないから観てよかったとまでは言えないな笑