何もかもが上手くいかず、うだつが上がらない弥次喜多の2人は、はずみで手に入れた金をもとに、 お伊勢参りに旅立つことにするのでした。一方で、家督を守り、母の病気平癒を伊勢神宮に願うため、信夫の領主梵太郎と御伴の政之助は、不安を口にしつつも決意を新たに旅立ちます。この対照的な2組が、偶然にも東海道で出会い一緒にお伊勢参りをすることになります。道中は、借金取りに追いかけられ、梵太郎の持つ宝剣を目当てに盗賊に襲われ、怪奇現象にも見舞われます。さらには弥次喜多は、思いがけずラスベガスに辿り着いてしまいます。様々な艱難辛苦を乗り越え、やっとの事でお伊勢参りを果たすのですが・・・。