テリーマザーファッカー虎

仮面ライダー×スーパー戦隊 超スーパーヒーロー大戦のテリーマザーファッカー虎のレビュー・感想・評価

1.4
『仮面ライダー1号』を除き『平成vs.昭和』や『仮面ライダー4号』など仮面ライダーをメインにしたことによって最近徐々にクオリティがアップしているスーパーヒーロー大戦シリーズが久々に本来の形である仮面ライダーとスーパー戦隊の共演をメインにして作った作品ではあるが、結論から言うとクソ映画だったす。

第一作の『スーパーヒーロー大戦』は映画としても破綻しているし、もはやコントの領域に踏み込んでいるトンデモ映画でしたが今作はそういうトンデモ感もなく、宇宙刑事シリーズも絡んだ『スーパーヒーロー大戦Z』のようなお祭り感もないただただ地味で面白くない作品でした。
理由としてはドラマ部分の作り込みが非常に浅いのでキャラクター1人1人が雑に登場して雑に退場していく所にあると思います。こういうお祭り映画に期待してるのは過去のシリーズのキャストがお話にどう絡んでいくのかとかどんな見せ場があるのかとかを期待して見ると思うんですが、今回はそれがただ出しただけになっていてなにも面白くなかったです。
折角『仮面ライダー龍騎』から珍しくオリキャスが登場したのにも関わらずあの扱いって本当最悪です。

もし次回があるなら『平成vs.昭和』や『4号』並みにしっかりとゲストをお話に絡ませてほしいです。