「明日に向かって撃て！」
「スティング」
「華麗なるギャッツビー」
「コンドル」
「華麗なるヒコーキ野郎」
「大統領の陰謀」
おれが映画に夢中になり始めた頃…ハリウッドの筆頭イケメンだったロバート・レッドフォード。
後に監督やらせても「普通の人々」でアカデミー賞！
皆さんは「サンダンス映画祭」をご存じでしょうか？
インディペンデント映画祭としてDVDのジャケ裏でよく見かける名前ですが、これは「明日に向かって撃て！」でレッドフォードが演じたガンマン…サンダンス・キッドの名前に由来します。
そう、若き映画人発掘のためにこの映画祭を始めたのはレッドフォード…
ただのイケメンじゃねぇ！映画界の重鎮です。
今やアベンジャーズの重要登場人物としてしか認識してない方も多いとは思いますが…
そんなロバート・レッドフォードもついに引退作！
「さらば愛しきアウトロー」
とにかく冒頭の作品群の頃…1970年代頃からの映画ファンであるおれと同世代の方々！
この映画必見です！
この映画…原題は
「THE OLD MAN & THE GUN」なのですがこの邦題の「さらば愛しきアウトロー」は1970年代のレッドフォード映画タイトルのオマージュになっててすごく懐かしい気分にしてくれます。
そしてこの映画自体が1981年を舞台に描かれるのですが、ストーリー、カメラワーク、音楽、さらに「画質」まで1970年代のアメリカ映画の見事な再現になってます！
2019年に劇場で観てる映画とは思えない…まるで70年代名作をDVDで観てるようなテイストにおれは驚きました！
ジャームッシュ時代から大好きなoldトム・ウェイツ…
リーサル・ウェポンも年取ったなぁ…ダニー・グローヴァー…
ベン・アフレック弟のケイシー…やっぱり素晴らしい…
何より同級生を皆殺しにしたキャリーもこんなに品のある美しい熟女ぶり…シシー・スペイセク！
出演者もみんな最高でした！
牧歌的な風景の中をクラシックな車で逃走、トランクがパカッと開いて紙吹雪のように後方に散る紙幣が何台ものパトカーに降りかかる！
まるで初期の「ルパン」みたいだと思いました。
ロバート・レッドフォード様
至福の93分
オールド映画ファンのおれには夢のような時間でしたよ😸💦
