Yukiko

彼女とTGVのYukikoのレビュー・感想・評価

彼女とTGV(2016年製作の映画)
4.0
2021年12月29日
『彼女とTGV』  2016年スイス制作
監督、ティモ・ボン・グンテン。

スイス。
TGVが走る線路の近くの家に、エリーゼ(ジェーン・
バーキン)は一人で暮らす。
息子は成長して独立。
その息子が幼い時から、家の横を1日2回TGVが
通るたびに手を振る習慣があった。
それが今でも続いている。
ある日、線路脇に手紙が落ちていた。


30分のショートムービー。
が、その短い間にストーリーがギュッと詰まって
いて、短さを感じさせない。

本当の話が土台にあるとか。
エンドロールの最後の最後に、TGVの運転手と
手を振った女性のご本人が登場する。

晩年近くに、人と関わらず、かたくなに一人で
生きていた女性だったが、列車の運転手との
交流が、彼女の気持ちを前向きにさせた、って
事だろうか。

ダンス教室の彼女に会いに行く若者、この方、
いい人♪

あたたかい話。
Yukiko

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