一言で言って、よく出来た映画。
莫大な予算をかけてなくても、
しっかりとしたストーリー、
インド社会への風刺、
登場人物のきちんとした演技、
リキシャーの運転手の生活が垣間見えるカメラワーク、
どこまでもきちんと組み上げられている。
それが故の数々の国際映画祭での評価ということなのだろう。
内容も紹介の通り、リキシャーの運転手のドキュメンタリーを撮影する予定だったが、そのうち…という感じ。
…なのだが、
個人的にはあまりに綺麗に組み上げられ過ぎて、何となくオチが最初というか紹介文から既に読めてしまった感じがした。
勿論インド映画は割と強引な繋げ方をすることが多く、そういうのが好きであるが故の感想かもしれない。