終始マジメな内容だったので、ミシェル兄貴が大活躍する血みどろ復讐モノを期待していくと拍子抜けかも。
それにしてもミシェルロドリゲスがああいう役回りだから、終盤に女装をしたりハイヒールでバタバタと走る姿に思わずクスッとしてしまった。
真面目な話をすると、主人公は性転換の手術を受けてしまうのだが、コレおそらく整形手術の事情がテーマなのかなと勘ぐったりも。
全体的に話のテンポが悪くてシガニー・ウィーバーの女医とカウンセラーの対話シーンが始まると途端にストーリーが停滞してしまう。現在と過去の話が交互に展開する構成が拍車をかけて更に見づらくなってる印象か。
難ありな作品ではあるが、ミシェルのヌードや唐突なレズシーンなどもあって、彼女のファンなら見て損はないでしょう。