グランパ・ウォーズ / おじいちゃんと僕の宣戦布告
ロバート・デニーロ主演とのことで、ワクワク感を持って再生したよ。
デニーロ氏もクリストファー・ウォーケン氏も、もう79歳とのことで、戦時中に生まれた世代だな。
もはや完全なる老後のお爺ちゃんそのものだったよ。
助演子役の男の子が、まあとにかくクソガキだったが、イタズラがハイレベル過ぎて現実味が無かったな。
レコードプレーヤーの回転数を徐々に早めてレコード盤を空中に飛ばしてお爺ちゃんの部屋を破壊する、などは、もはや普通に漫画だよ。
私が大好きなユマ・サーマンを久しぶりに見られたのは嬉しかったよ。
ヒールを履くと私が目線を5度ほど上げなくてはならない高身長女性だが、昔から魅力的に感じる女優だよ。
さて、映画自体についてだが……
ほとんど笑える場面もなく、と言うよりも、おそらく子供向けに製作された映画なのだろうと思うのだが、仕込まれた数々の笑わせる場面については、大人は笑えない幼稚なものだった。
まあ、ドリフのコントの控えめ版、と言ったところかね。
脚本を5人で書いたようだな。
監督も、映画を監督した経験が少ない御仁のようだ。
制作総指揮が15人以上携わっていたり、原作者が1930年生まれの児童作家だったりと、諸々無理が出ていたように感じるよ。
原作者は、ミッフィーの生みの親であるディック・ブルーナ氏と同世代なのだからな。
まあ、ともかく、無茶苦茶な話だった。
私は個人的には、だいぶ期待外れだったな。
デニーロ主演ならば、もう少し面白いのではないかと思ったのだが、俳優が良くても脚本が悪いと駄作になる実例の1つになったようだ。
良いところはユマ・サーマンが良い女だった、という点以外に思いつかないので、以上だな。
それにしても、ここはマンションの最上階なのだが、先ほどから屋上がメシメシと音を立てているなぁ。
どうやら今夜は0度になるらしい。
コンクリートが凍り始めているのだろうな。
ガス代も電気代も単価が高騰しているせいで、先月のガス代と電気代が8万円を超えてしまって辛いが、植物やワンコたちのために、このまま暖房を付けておこうかね……
今月の光熱費が怖いな……
ルーフバルコニーに暖炉でも設置して薪で火を焚いて部屋を暖めるようにしてみようかな。
まあいいか。