ばーどイヌサンローラン

ダブルミンツのばーどイヌサンローランのレビュー・感想・評価

ダブルミンツ(2017年製作の映画)
3.2
『ケンとカズ』のカトウシンスケと毎熊克哉が出てるってので興味があった作品であるです。


あー映画館で観たかったー



欲を言えば舞台挨拶見たかったな(取れなかった…)




高校で出会った同姓同名のふたりのミツオ。



その、ふたりのミツオが、どんどん、おかしな方向に…




主従関係から、最後、純愛へと昇華。



その過程が、その変遷が、見どころです。




一方のミツオの気持ち、想いと、もう一方のミツオの気持ちと想いがシンクロしちゃうのかー?!




原作未見。



早い話がBLなんですが…



でも、それだけではなく、ヒューマンだし、男同士の友情モノだし、いろいろな要素がぎゅっと凝縮されていて、バットエンドとも違うし、かと言ってハッピーエンドでもないし、でも、ふたりを応援したくなる。




痛いシーン多いし、ちょっとエロいし、だってことR15だもんね、殺人事件は起こるし、ヤバイし…



えーっ、なに?って引き摺りこまれます。




物語は現在から、高校時代に遡り、そこでの関係が、今もって続いていて、えーっ、そんなことで?って思うけど、そういうことだったんだよね、って観終わるとわかる。




それも、全部、引き受ける的なラスト…



少々、あと味悪いかもしれないけど、わたしは好きです。