先日、テアトル新宿の田辺・弁慶映画祭セレクション2021で『愛のくだらない』を見て、野本梢監督の過去作を見てみたくなりました。
この『私は渦の底から』は2015年の作品で、『愛のくだらない』で主人公の(関西弁の)親友役で出ていた橋本紗也加が主演。あと藤原麻希もなかなか重要な役で出演しています。
他にも個人的にインディー映画界のスター俳優やと思ってる長尾卓磨が、味のあるキャラクター😆で出演してたりして、ちょっと嬉しい。
女性同士の恋愛についてのお話やから、一見分かりづらいかもしれへんけど、例えば自分が心の中でずっと好きやと思っていた女性が、待ち合わせ場所にいきなり「私の彼氏です」って男の人連れてきたら、そりゃ辛いよな〜😣
トイレという空間が、何かを思考したり、さらにその先にある(何かしらの)決意を固める場所として象徴的に登場するのは、女性監督ならではのセンスを感じました。
でもきっと、性差なんて関係なく伝わる物語だと思うので、たくさんの人に見てもらいたいです。