KOUSAKA

青春ジャック止められるか、俺たちを2のKOUSAKAのネタバレレビュー・内容・結末

4.6

このレビューはネタバレを含みます

映画というカルチャーが好きな人なら、きっとみんな胸アツになる傑作でした!

テアトル新宿、大ヒット御礼トークイベント付き上映にて鑑賞。

登壇者は芋生悠さん、藤原季節くん、井上淳一監督の3人の予定やったのに、サプライズで毎熊克哉くんが登場して、熱いトークで盛り上がりました。

最後の記念写真を撮る時に、さらなるサプライズで何と井浦新さんが登場!これには会場全体がどよめきました😵まさに作品と同じくらい胸アツでした🥹

恥ずかしながら、名古屋のミニシアター「シネマスコーレ」が若松孝二監督が作った映画館だったとは知りませんでした。

大好きなシーンはたくさんありますが、芋生悠演じる⾦本法⼦と、杉田雷麟演じる井上淳一がやり合う屋上シーンは、魂のこもった演技のぶつかり合いが本当に素晴らしく、思い出しただけで泣きそうになります🥹

前作『止められるか、俺たちを』は、若松孝二監督の伝説的でカリスマ的な全盛期を目の当たりにしているような喜びがありましたが、今作は、自分にとってもリアルに馴染みのある80年代が舞台だったり、あの若松監督が少しスランプ気味というか「迷い」の時期という感じがして、近寄りがたいカリスマというよりは、どこか身近に感じられて、前作よりも感情移入出来た気がします。

今作で語られているエピソードがほとんど事実であり、井上監督の実際の体験談であることに驚きましたし、あの河合塾の宣伝用に作ったという映像作品も含めて、全部がエモすぎます😭(エンドクレジットでホンモノの映像が流れる演出も泣けました)

そしてラストのファンタジー的展開は、もう泣くしかなかったです😭これは反則。特にめぐみの声が聞こえていた時はヤバすぎました。

若松監督の「ヨーイ、シュート!」が、頭にこびりついて離れません😭
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