KOUSAKA

猿の惑星:創世記(ジェネシス)のKOUSAKAのレビュー・感想・評価

3.8
人間の愚かさによる自業自得感が全開😣

コロナを経験した今だからこそ、ALZ112やALZ113によって辿り着いてしまった今作の末路には、かなりリアリティを感じました。

ジェネシス社の上司ジェイコブスや、霊長類保護施設のバカ息子ドッジ・ランドンが特に悪者的な扱いを受けてたけど、シーザーの育ての親で正義感キャラのウィルも十分悪い。何ならこの人が全ての引き金を引いてしまったと言っても良い🫢

育ての親であるウィル(=人間社会)とは一緒に生きていけない事を悟って「親離れ」せざるを得ない事を自覚して以降、シーザーが時折見せる切なく物憂げな表情には心を掻きむしられましたし、自分がリーダーとして「仲間」たちを引き連れて行こうと決意してからの強い意志を感じる表情や鋭い目つきは、鳥肌が立つくらい男前でした。

『猿の惑星』シリーズは、1968年のオリジナル1作目しかまともに見たことがなかったけど、シーザー3部作もこの機会に全部見てみようと思いました。
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