マツリ

羊と鋼の森のマツリのネタバレレビュー・内容・結末

羊と鋼の森(2018年製作の映画)
5.0

このレビューはネタバレを含みます

原作の小説は未読です。
ピアノの新人調律師が成長する話。
飽きちゃうかなぁ、と不安だったんですが、
原作小説が出た時に気になった作品だったので、
映画でサクッと内容を知りたかった。
133分とちょっと長めですが、そんな事を感じさせず、
作品を楽しめました。

外村君が成長していく過程を丁寧に映像化した印象です。
しかし、私としては、先輩調律師である柳さんがツボでした。
鈴木亮平さんが演じたからかなぁ。
良い先輩、良い男、良いお兄さんなんですよっ。
あんな先輩がいるなんて、外村君が羨ましいっ。
道や看板などが嫌いだった過去。
メトロノームに助けられ、メトロノームが好きという事。
外村君だけでなく、周りの人物の設定も細かくて。
そこもしっかり説明して、作品に入りこめた感じです。

あとは、姉妹や兄弟で使ってるピアノの調律って大変だなぁ、と。
要望がそれぞれ違う事を考えた事もなかった。
そこを汲み取り答える調律師。凄い。
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