このレビューはネタバレを含みます
前作である『シャイニング』は観た事がありません。
それでも楽しむ事が出来る作品でした。
本格的な本題に入るまでが長い。
半分くらいまで来て、やっと動き出す感じ。
前半は、前作で子供だったダンが大人になってからの状況説明。
そして、幼少期から不思議な力がある少女アブラの成長。
後半になる直前に8年後になって、アブラも成長して力を使いこなしてます。
幼少期でも、家のスプーン全部を天井まで浮かせて、両親を驚かせてたけど。
すんごい子だよ。
ダンの部屋の黒板の壁を通して、アブラがコンタクトを取り始めたのが、
この2人の繋がりの始まり。
違うジャンルの作品だったら、ロマンチックな設定なのにね。
遠く離れていても頭の中で会話が出来るとか、、、体力使いそうよね。
とにかくアブラが逞しい。
ローズ達に立ち向かっていく姿が、やはり子供だから心配になるんだけど。
こっちが思ってる以上に、アブラのシャイニングの力が凄い。
シャイニングの力なのか、アブラ自身の能力が高いのか。
ローズを罠にかけて、怪我を負わせる場面とか凄過ぎて、逆に怖い。
後半でダンを救ったビリーがやられちゃうのは残念だった。
良い人だったのに。
同じく、アブラの父親。こちらも残念。
状況を説明する為に、父親の頭に流し込んだ映像だけど、
もっと別の場面でも良かったのでは？と思ってしまった。
あんな映像、見せたら吐くだろうに。父、災難だわなぁ。
そして、ローズとの闘い。
良い闘いだった。
ローズ優勢のところで、ダンが解き放った者達がローズに襲い掛かる場面。
強烈だったなぁ。
そして、アブラが受け継ぐ形になるのね。
ダンにとっては、ホテルに残って結果としては良かったのかなぁ。
楽しかった。
前半が、もう少し短いと良かったかな。
