地上波放送を録画にて。
これも公開当時観に行きたいなーと思いつつも行けなかった映画でした(*´ω｀*)そもそもリーガルハイとか好きで観てたので、石川淳一監督や古澤良太さんといったリーガルハイ関係の人達の作品って時点でボク的にハズレがないのは確定してましたし(o^^o)そして何より...ガッキー可愛いやん？( *´ω`* )www
そんな想像通り、きちんと笑えるパートは楽しく観れたし、感動できるところは感動できて、(これは賞賛の言葉として)ベタに楽しめました。なんだろう...余程の映画マニアで、めちゃくちゃ個性派な作品じゃないと納得しないというような人でもない限りは"つまらなかった(⑉･̆-･̆⑉)"とは言わないだろうなっていう...友達と映画行こうぜーってなった時に、これ選んでおけばまぁハズさないだろう映画、という所でしょうか。
むー...しかしまぁそれっていうのは、言葉を悪くすると"映画としてやる必要があるのか？"って事にもなるんでしょうけど、そこはボクは、ことこの作品においてはストーリーが好きだったし、目立った点ではないけど卓球の試合の時のカメラワークとか結構拘ってるのかな(なんか特殊な機材使ってそうだぞ)って所があったり、脇役で出てた方々の豪華さたるやハンパなかったから、そういう所は"映画"という名目で予算をかけないと出来なかった部分なのかな？って思えました。
あと、出られてるキャストの皆さん文句なしに演技がハマってた！☆°｡⋆⸜(* ॑꒳ ॑* )⸝
主演のお2人はもちろんだし、中でも...広末涼子さん。
あの限られた出演シーンの中で、夫の為に"出来る妻"を演じる事に苦悩する役っていうちょっと複雑な立場を見事に演じられていたし、たまにガッキー越しに映ったりした時の何気ない仕草や表情見てるとすっごく丁寧に演技されてて、改めて女優.広末涼子の実力を魅せて頂いたと感じました。
ある意味、ボクがこの映画でいちばん感動したのは最後の奥様方に対してはっちゃける事の出来た弥生さんを観れた瞬間だったと言っても過言ではwww
そしてそれってのは、石川監督の演出の素晴らしさでもあると思うのですよね。
この映画然り、リーガルハイ然り、ほんとに登場人物を活かす撮り方、演出に長けた方だと思うのです。この映画で言えば、言ってしまえば役者でもなく、恐らくゲスト枠である芸人のトレンディエンジェル斎藤さんでさえ、きちんとおいしいところは持ってったし、ちゃんと映像に馴染んで浮いた感じが一切なかった。
映画やドラマにおいて、もちろん役者さんの演技力っていうのは大事だと思うのですが、それを生かすも殺すも演出次第...という所は、多少なりとあると思うのです。
あえてどの、とは言いませんが、新垣結衣さんが主演の某ドラマを観た時は、"これがほんとに新垣結衣...か...？"ってなりましたもの(^ω^;)(苦笑)
やはり映像作品や舞台っていうのは表方だけで成り立つものではなく、裏方の力もあって作品たり得るんだと、改めて思いました。
で、ここまで褒めておいてなぜ少し低めのスコアなのかと言われれば...前述の話ももちろん素直な感想なのですが、やはり"映画である必要性"を強く感じ無かった事(^ω^;)
この作品を観て"良かったな"と思えた点は、大体は家のモニターで観ただけでも受け止められて満足できた(o^^o)だったら、これはテレビ特番でもよかったのでは...？って疑問が、どうしてもアタマの隅っこの方に小さく残ったわけです。
これは大画面にきちんとした音響で観たかったと思わされるポイントが、ドンと1つでもあったらなというのが、素直な意見...というところでしょうか...。
...あ、当然の事としてガッキーの笑顔はスクリーンで観たかったですよ？www
というわけで、総評。
これは、誰かと観る、誰かにオススメするなら間違い無く及第点は取れるだろうレベルで笑えるし感動も出来るハートフルコメディ、です！(_๑òωó)_ﾊﾞｧﾝ！
まぁ↑こんな風に長々と中身を語らずとも、導入として、相手が男性ならガッキーか広末涼子、女性なら瑛太を"良いから観て(o^^o)"ってススメれば外す事はないでしょうwwwきっとそんな映画。
ライバルカップルも、イヤな感じで表現されてたけど、最後の試合終わりで可愛さを忘れて"っしゃあ！"とガッツポーズ1つキメてハケて行った愛莉にはなんだかんだで一途さを感じたし、深々と一礼した晃彦にはなんだかんだあったけど紳士さが表現されてた。
...ので、この映画を観てモヤモヤを残して終わっちゃう人は、なかなかいないと思うのですよ。
