ナツミオ

メアリーの総てのナツミオのレビュー・感想・評価

メアリーの総て(2017年製作の映画)
3.4
WOWOW録画鑑賞
19世紀に小説「フランケンシュタイン」を18才で書いた女流作家メアリー・シェリーの伝記・恋愛映画。

2017年ルクセンブルク・英・米作品
監督・脚本 ハイファ・アル=マンスール
脚本 エマ・ジェンセン
出演 エル・ファニング メイジー・ウィリアムズ ダグラス・ブース ベル・パウリー ベン・ハーディ

19世紀英国を舞台に、
妻子ある詩人シェリーと駆け落ちするメアリーが、夫の浮気、生後間もない子供の死を経験して、小説を作り上げていく
画面が暗く、晴れた日が少なく終始雨が降っている。
これは火山の爆発の影響で夏の無い天候不順は当時の史実に基づく描写らしい。
また出産で命を落とす母親や、子供の死亡率が高かった。
メアリー自身3人の子供を産んだが、2人をなくしている。
こうした背景もあって全体に暗い雰囲気が漂う作品。

『ベンジャミン・バトン 数奇な人生』で主人公の彼女の幼少期を演じたエル・ファニング繋がりで鑑賞したが、
旦那のシェリーや、有名作家のバイロンなど男性作家は胸糞悪い奴らとして描かれており、唯一まともなのは、メアリーの父くらい。

あとメアリーの異父姉妹クレア役で『マイ・プレシャス・リスト』のビル・パウリーが出てます。

お好きな方には、すみませんが、
面白かったか?
と云われると、う〜んな作品でした。
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