あなたこそが全ての輝く場所であって。
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Netflix × エル・ファニングで、鑑賞前から絶対オシャレだよなって感じて。
原作は向こうでは2015年にベストセラーになったもので、2010年代を象徴するような繊細なティーンエイジャーのもがきが描かれる。アイデンティティは多様化を極める一方で、大多数の寄り場を失えば、それはまだまだ脆い。
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期待のエル・ファニングは勿論だけど、
彼氏のジャスティス・スミスもなかなか図太い役柄で見ていて飽きなかった。
未鑑賞だけれど、探偵ピカチュウの主人公だということで、気鋭の俳優さんなんだね。
彼が車で踊りながら歌う曲は、
Sonny and the Sunsetsの『Too Young to Burn』。
Youtubeのこの曲の動画では、世界中の人々がこの映画で聴いた!とコメントしていて、
Netflixの影響力は計り知れない。
曲自体は10年ぐらい前のもので、
こうやって良曲が発掘されていく時代。
リズミカルにノれるけど、ほどよく気怠い抜け感がたまらない。耳に残るメロディ。
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最後の場面、
水面に浮かぶエル・ファニングと、
反射する光。
たゆたう姿は、もがいてるようであり、
泳いでいるようでもある。
それでも心地よく浮かぶ。
こうやって生きていければ、
きっと僕らは大丈夫。