不誠実な僕と誠実になりたくなった僕
毎日飲んで遊んで寝て起きてまた飲んで遊ぶ。夏ってだけでキラキラしてたあの魔法のような毎日。こんな日がずーーっと続けばいいのになぁ、なんて、いつか終わることが分かってる誠実じゃない僕。
遊びのつもり、めんどくさくない関係がいい「私たちは友達?」そんな問いも曖昧な仕草で誤魔化す。そんな名前の付ける関係性はいらない。でも、なんかちょっと自分の手から離れそうになると嫉妬させたりしてしまう。……いっっや!!お前その時点で好きだろそれは!!!!って言いたくなるのは胸に秘めますね。
誠実じゃなくたっていいじゃない
世間はなにが誠実なの?
そんな僕が「今、ここで、変わらなきゃダメなんだ!」って気付いた瞬間、魔法が解けた音がした。1.2.3....って数えて待ってるだけじゃなにも変わらない、変われないんだよなぁ。そんなことは誰よりもずっと分かっていたのに。やっと、誠実にならなきゃだめだと分かった僕。
ラストの石橋静河さんの表情がたまらないのなんのって。とにかくたまらない。余韻がひどい。なんであんな表情が出来るんだ。私がヒロインなら無理。ラストが全てだった。
まあ私がヒロインなら「おやすみって言って?」の染谷将太さんの破壊力にやられて恋に落ちてるけど