原作マンガもハリウッドリメイクもみたけど、
やっぱりパク・チャクヌ版が一番好き。一番すごい。
大オチ以外は原作マンガから大きく逸脱した
エロとバイオレンスのパク・チャヌク世界観全開。
初めて見たパク・チャヌク映画で、
見終わってしばらく呆然としてしまった。
初見では二転三転するストーリーに翻弄され、
オ・デス同様あまりにあんまりなクライマックスに茫然自失。
ただただ物語の凄みと鮮烈なバイオレンスに圧倒されてしまった。
10年ぶりくらいに見返したら、
冒頭のネクタイのシーンとクライマックスが対になって、
物語をループさせて終わる見せ方になってたり改めて発見多い。
常緑・赤・黒を随所に配した色彩感覚とか、
シビアな復讐譚なのに忘れた頃に笑いを混ぜてくるユーモアとか
いろんな意味で「どうかしてる」としか言いようのない大傑作。
超血みどろのバイオレンスなのに、
画面設計や色づかいが見事すぎて目が離せなくなる。
原作・韓国版・ハリウッド版共通して、見終わったあと餃子食べたくなるのなんでだろう?