ほら、だってクリステン・スチュワートだから…(加点)。やっぱクリステンはすごい。序盤で何気ないシーンだけど生き延びていた女性の横を早足ですり抜けるところで、しっかりとその肩あたりに手を置いて安心させるように通り抜ける。一瞬なんだけど、あれ…？惚れるかと思った…。チャーリーズエンジェルでもすごかったけどやっぱさすがのクリステン。身のこなしもクリステンだったし…。
クリステン・スチュワートは置いといてもとてもよかった。かつてのハリウッドのパニックものやSFものの最大の欠点の筆頭は登場人物のバカさとか愚かさだったから、今回はひっそりと声を潜めた作品でキャラクターの無駄話で気を削がれることもなくバカな行動を理解できずに途中でため息つくこともなく、緊張感があった。個人的な好みで言うと、深海生物といえばファンタジーな人間が想像もできないような姿形なので、せっかくの設定なのにこれかぁ…という感じ。
