ひさかた

孤狼の血のひさかたのレビュー・感想・評価

孤狼の血(2018年製作の映画)
4.8
「警察じゃけえ、何をしてもええんじゃ」

この台詞にすべてが集約されている。
他、何を語っても蛇足になる。

独りの男が貫く正義と、男が吠える物語。

質の高い任侠モノでありながら、
白石監督得意の人間の汚いところや悪い部分を魅せる演出、
それらを出しながらも密度の高いヒューマンドラマに仕立てる腕力。

ハードボイルドに酔う、最高の映画でした。
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