Yukiko

人生はシネマティック!のYukikoのレビュー・感想・評価

人生はシネマティック!(2016年製作の映画)
4.0
2019年2月27日
『人生はシネマティック!』 2016年制作
監督、ロネ・シェルフィグ。
他の監督作品に『One Day 23年のラブストーリー 』がある。

1940年、イギリスのロンドン。
戦時下。
国民の士気高揚のための映画を作ろうと、ダンケルクの戦いを
映画の題材とする。
脚本のリーダーはバックリー(サム・クラフリン)だ。
カトリン(ジェマ・アータートン)は女性の観点から、
脚本を書いて欲しいと頼まれ、その才能を発揮し、
脚本家として認められる
ベテラン俳優のアンブローズ・ヒリアード(ビル・ナイ)らと
共に、映画作りに没頭するが、ナチスによる空爆が激しくなる。


ジェマ・アータートンさんが知的な脚本家カトリンを好演。
夫との気持ちのすれ違い。
バックリーへのほのかな恋心。

この時代、若くて体力のある男性は戦争にかり出され、
残った女性や年配者、健康や何らか事情のある方々で、
日々の労働をする。
映画作りも同様だった。

映画の内容はしっとりした感じの生真面目さ。
カトリンの性格のような。
それでいて、ビル・ナイさんがちょこっと笑わせてくれる感じ。
更に、カトリンの脚本家として一人前になるサクセス
ストーリーでもあるかな。

徹夜でシナリオを書き上げた朝、建物の外に出ると、
空爆の後、瓦礫を片付ける人達。カトリン驚き(゚-゚)
それ程、シナリオ作りに熱中していたのね。
Yukiko

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