大阪アジアン映画祭
本もたくさん出てくるし(百閒の『ノラや』がさりげなくそっと置かれてあるのとかとてもすき)ポツ、ポツ、と吐き出される台詞とか いたるところがすごく文学っぽくて 心地よさと毒っぽさが同居するかんじがよかった 長さもほんとこのくらいがちょうどいい
戯曲らしさとも言えるかも
手とか ひとの気持ちとか 人の生活や暮らしにおける繊細なものが これでもかというくらい詰まった映画
タイトルが『できない』じゃなくて『出来ない』なのも美しい
関東弁のひとと 関西弁のひとが混ざってるのはなんでなのかな
もう一回観たかったけどスケジュール的に無理だった 残念
12月に観た松野さんのお芝居がとても面白かったので 舞台とかも観てみたい