oldmanSEヨK

一礼して、キスのoldmanSEヨKのレビュー・感想・評価

一礼して、キス(2017年製作の映画)
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【ネタバレなし】【原作未読】う、う〜ん…★というよりは?????な映画でした。自分には面白さがよくわからなかったです。

全てを観終わってこの物語の表現したかったことを察するに、女子が感じる男子の不可解な行動や理解しがたい言動を、あたかもよくあるような”気分屋女子に振り回される男子の物語”に転用し入れ替えて作った物語でしょうか?…

結果、女子の気分屋の表現としての”不思議ちゃん”の可愛らしさ転じて、頑固で硬派な男子に気紛れという設定を加えると、ほぼ分裂症に近くなるというキャラ設定に陥ってしまったような…。
漫画のキャラから実際の役者が演じることのリアル感の差異でしょうか?

M.ナイト・シャマラン監督『スプリット』でマカヴォイ演じた多重人格者の場合、ひとつひとつの人格の個性がハッキリしていたので、まだ分かりやすかったんですが、今作の曜太(中尾暢樹)君の場合、シーンが変わると主張や言動がそれまでの彼と変わる不可解さ。
宇宙から飛来した繭と入れ替わってしまったのか?
或いは本当は七つ子で曜日ごとに入れ替わっているのか?

のちにその原因が分かりますが、その程度の説明じゃぁ観ているこっちからすると「あぁ〜そうだったのか、じゃ仕方ない」という気分になれない!!

というか、元々そのことと彼女との関係性って別問題じゃない?
…と思ってしまうんですが…

仮に説得力を持たせるなら、もっと曜太の人格描写に緻密さと相応の時間が必要だったように思います。

最後まで観られたのは、殆ど池田エライザの魅力のみという…

恋愛映画には甘い私ですが、これじゃ夢はみれない…