原作読了済。
基本、主人公の心の声の洪水な印象の原作をどう映像化するのかに興味があった。
映画ならではの切り口で、原作を表現。
内向的な拗らせ女性が、10年思い続けている超絶理想な男性と、自分へ好意を向けてくれる勘違い男の二択な話。
男性と女性で多分感想がまるっきり違ってきそうな映画。
初めてのデートには向かないかもしれないが、お互い理解し敢えている二人なら、恋愛の見方が変わる作品になるのかもしれない。
や。まぁ、わたしは一人で観たけれど。
・・・男視点でいうならば、二は無いなぁ絶対。
原作を読んでいてやっとついて行けた印象。
未読で鑑賞して、どこまで伝わるかは…どうなんでしょう。
常にもやもやした作品。
平日の午後明るい時間の映画館。
わりとそこそこな客の入り。
客層の幅も広い印象。
ファミリーっぽい層も。
原作の方は「男性に読んで欲しい恋愛小説」的な立ち位置にいたけれど、この映画の方は、どうなんだろう。
男が見たところで、女性心理は勉強できない気もするな。
主人公の気持ちは痛いほど伝わったけれど、女心を知る一助にはならないかと。