こーゆージャンルで、日本映画では珍しい成功例!
こーゆーの中身を持つ少し詳しく😊
①20代の女の子が単独で主役
②コンプレックスやマイノリティ思考が大切な柱になっている
③恋愛がテーマ
④コメディタッチ
まあ、僕が巡り合った日本映画に限るけど、④テイストではないけど、
蒼井優の「百万円〜」が近い感じだけど、
この映画は、ダントツ!成功!
面白かった!
松岡茉優サイコ!
この映画、なんと言っても松岡茉優!
「あまちゃん」の地下アイドル役から一気に露出度アップ!
テレビドラマからお笑い番組の司会までオールラウンダーとして大活躍。
あの是枝作品にまで大抜擢。
同年代若手女優のトップに躍り出た!
松岡茉優の良さは、天性の幅の広さ。
この映画でも、その特性が最大限に発揮されている映画。
というか、松岡茉優を想定して動き出した企画なのかもしれない。
この映画でも、めっちゃ可愛いな、そう
あの彼氏みたいに
「君の可愛さを見つけた僕は相当イケてると思ったよ!」て、思えるくらい愛しい瞬間の後、
「何?この女、ウザ!」て、にくさや面倒くささを表出する場面も交互に演じて分ける。
でも、ここが大事!肝なんだけど、
最後は「やっぱ可愛いよ!」て、
ちょうどあの同僚の若手営業マンのように
思える、観客に思わせる力がないと!
それが松岡茉優にはあるんだよ!
だから、営業マンの彼の目線は、観客の
松岡茉優を見る目線とおんなじなんだと思う。
この映画の成功は、松岡茉優なんだけど、
その周りの描写。
つまり、松岡茉優の見た世界、見ていた人物たちの描写も実に上手い!
彼女の心象に映る人物と実際の人物とのギャップには、ちょっと涙出たし、
あの「イチくん」の描き方が、サイコーに
上手だったよ!
憧れとしての気品とその表面的な部分→彼女の思いとしての意味も含めて
それが彼女の数少ない趣味である「絶滅して動物」とうまくリンクしている構成の妙!
最後に彼女は、自分の意思で、
「かっこよく絶滅」ではなく、
「かっこ悪くても生きている」種を選んだんだよね。
松岡茉優が普通じゃない対比の石橋杏奈の同僚も可愛かった!