松岡美優が注目されてきたのはこのあたりからだったように感じます。
文学作品にあるあるな自意識過剰な女性の恋愛模様。見たとき、ネットでは絶賛の声が多かったですが、本谷有希子テイスト、"腑抜けども、悲しみの愛を見せろ"なんかそれですけど、何か人をバカにして俯瞰してるように思えて好きじゃないんですよね。
アニメが積極的に中二病であることをギャグとしつつも、ポジティブに描いてるのに比べると、そのいや私は冷静だから、周り見えてるから、みたいに偉そうなのが腹立つんですよね。
その後、原作読んだんですが、蹴りたい背中ともにダメでしたね。映画というより、綿矢りさの世界観が駄目でした。