【やはり天才スピルバーグ、あっという間の116分】
前から気になってたんですが、なんとなく社会派っぽくて敬遠してました。
が、みるみる吸い込まれる時間でした。
ペンタゴンペーパーという政府機密文書を報道するか否かのお話。報道したらスパイ容疑になるという。。😭
泥沼化するベトナム戦争を題材に戦争に駆り出される若者を救うメディアという設定は素晴らしい。当時のメディアはとても勢いがあって、テレビ放送とかでベトナム戦争を悲惨が吐露されたというのも有名な話。
今作は新聞だが、NYタイムスやワシントンポストという有名社が出てくるのも面白いし、やはりメリル・ストリープとトムハンクスの共演が凄まじくいいのは言うまでもない。。
スピルバーグの作品はやはり本当にすごくて、SFから史実、アドベンチャー、戦争、クライムストーリーと本当にエンターテイメントの天才だと思う。
堅苦しい話しにもレモネードの件とか最高だしユーモアを入れていくセンスも抜群。
「世紀の大スクープ」がアカデミー賞でしたが、こちらの方が面白いかなー。
欲を言えば緩急が少ないので、起承転結の転があまりない印象でした。
結局アカデミー賞がとれていないのは政府の陰謀なのかとかいくぐったり。。