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犯人は生首に訊けのこどものレビュー・感想・評価

犯人は生首に訊け(2015年製作の映画)
3.8
自分はどんな人間なんだろう。
自分のことを説明する時、自分が表に出している部分、自分の一番外側、つまり表面のことだけを説明する。人間は日々社会化するものだから、新しい皮をどんどん被って生きていく。今日説明した自分の一番外側も、明日になれば新しい皮で覆われてしまう。また違う「自分」になってしまうのだ。
皮を剥がしてしまえば、人間なんてどれも同じなのかもしれない。皮を被ってるから違うように見えるだけ。本質的にはどれも同じで、実は大して変わらないのかも。花屋もパン屋も肉屋も殺人者も。

陰謀論って最強だよね。全てのことがしょうがなく思える。流石に国には勝てねぇもん。俺が上手くいかないことは全部国の陰謀だぁーっ!
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