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リバーズ・エッジのaratakiのネタバレレビュー・内容・結末

リバーズ・エッジ(2018年製作の映画)
2.5

このレビューはネタバレを含みます

アングラな雰囲気だけど、描いている内容は
若者の気怠さや分かりやすい破壊衝動
(クスリ、性行為、拒食症etc.)。
予告を観た時に感じた印象とは違って
全体的に既視感のある作品に収まっていたのは
少し残念だった。

登場人物全員がそれぞれ
歪んだ価値観の中で生きているので
そりゃ生きづらいだろうな~と。

変に斜に構えて、
ひとりでいることに意味を見出そうとしたり。
何にも興味のないフリをして、
実は一番周りの反応を気にしていたり。
何でもいいから手当たり次第、
目につくもの全てに反抗してみたり。

“大人でも子どもでもない”
この時期特有の葛藤みたいなものは
上手く描かれていた。

終始暗くどんよりとした空気が続くので
鑑賞のタイミングによっては
気分が沈んでしまうかも。

作品自体はそこまでハマれなかったけど
キャストは皆はまり役でよかった◎

特にSUMIREがCHARAの遺伝子を
しっかり引き継いでいたので感無量(笑)



2020-087
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