あちゃみ

ブラック・バタフライのあちゃみのネタバレレビュー・内容・結末

ブラック・バタフライ(2017年製作の映画)
3.0

このレビューはネタバレを含みます

途中までよかった
禁断の夢オチ、、、

でも夢じゃないとしたらFBIの捜査凝りすぎて違和感あるから夢なんだろうなぁ

あらすじ
人里離れた奥地にある、一軒屋。
スペイン人作家のポールは、町の喧騒を避け閑静な一軒屋で新作の構想を練ろうとしていたが極度のスランプに悩まされていた。
やっと書き上げた作品も、エージェントからダメ出しをされる始末。以前はベストセラーとなった本も出しているポールだがそれはすでに「過去の栄光」になりつつあった。
そんな折、ポールは町へ買出しへ出た時に、タチの悪いトラック運転手に絡まれてしまうも見知らぬ青年に助けられる。
ポールはヒッチハイクをしていたその青年を車に乗せ、当てのない旅をしているという彼を、良かったらうちに来ないかと誘う。
新作が書けないポールに愛想をつかして妻が出て行ってしまったので、ポールは一軒屋で1人暮らしをしていたのだ。
あいている2階の部屋を、その青年=ジャックに案内すると、ジャックはお礼に家の補修をすると言い出す。
実はポールは、作品が書けず生活費に困っている状態で、一軒屋を売ろうと考えていた。手放す予定の家だから補修の必要はないとポールは言うも直した方が売れやすくなるだろうと、ジャックは無償で納屋や庭にある池の周囲などから、修理を始める。
ポールが自分は小説家で、今は新作が書けない状態だと告げると、ジャックは「俺との出会いを物語りにしたらいい」と提案。
ポールが話を書き始めると、ジャックはその冒頭を読んで「つまらない」と破り捨てる。
「これは、ありのままを書いているだけだ例えば、俺とあのトラック運転手がグルで、意図的にあんたの家に来たとか、そういう想像を膨らませてみろよ」と言うジャックに、ポールは小説のアイデアを得るものの、次第に自分に対するジャックの様子がおかしいことに気付き始める。
ある日、町から食料などの配達人が来ると、ジャックは家にあった銃を取り出し、「追い返せ!」とポールを脅す。
ポールはただの配達人だと説明するもジャックは警戒を解かない。
配達が終わったあと、ポールはジャックの態度を責めるもジャックは「俺は刑務所を出たばかりなんだ。そこへ誰か来たら、警戒して当たり前だろ?」と言い訳をし更にジャックは、寝ているポールの喉元にナイフを突きつけ「小説の登場人物の心理をわからせてやったんだ」と言ったりと、常軌を逸したような行動に出始める。
ジャックが表で修理をしている隙に、ポールがジャックの荷物を調べると、中には最近この近辺で起きている、連続殺人事件で殺された女性たちの写真が入っていた。
そしてその犯人は、まだ捕まっていなかった。

そこへ、ポールの一軒屋の売買を担当していた不動産屋の女性、ローラが訪ねて来る。ポールは若いローラを気に入って食事に誘っていたがジャックのことが気がかりで食事の約束に行けずにいた為ローラが心配して家まで訪ねて来たのだ。ジャックは見知らぬ女性の訪問に、「自分を探しに来た」のだと思い込み、ポールと共に銃で脅して家に監禁。
そして今度は、町から警官が家にやって来りららポールの家に配達をした郵便局の女性が、それきり行方不明になっていた。ポールはジャックが警官を襲っているスキにローラを連れて逃げ出そうとするも追ってきたジャックにつかまる。
ジャックはポールをイスに縛りつけ、「目撃者」であるローラを始末しようとするもポールは写真立てのガラスを割って、なんとか縛られていたヒモを切り、ジャックに銃を突きつけ「お前には苦労させられたよ」と、衝撃の告白を始める。
実は、連続殺人犯はポールだった。ちょうど、「刑務所を出たばかりの怪しい若者」であるジャックを見つけ、しかも訪問者を異様に警戒するなどの態度を取っていたため、彼を犯人に仕立てようとしていた。ポールは「殺人鬼に襲われて、逆襲した」正当防衛だと主張し、ジャックを撃ち殺そうとするもしかし、なぜかポールの撃った弾はジャックに当たらず逆に、ポールはジャックに殴られ、気を失う。

ポールが目を覚ますと、イスに座らされ、後ろ手に手錠をかけられ家の中には、何人もの警官が上がりこんでいた。その中には、ジャックに襲われたはずの警官の姿もあり、そしてポールに絡んできたトラックの運転手も、警官の制服を着ていた。更には、ローラも、そしてジャックも警官たちと一緒にポールを見ていました。ジャックの着ているジャケットには、「FBI」の文字が。全ては、ポールを捕まえるための大掛かりな芝居だったのです。
ジャックはトラック運転手役の警官と打ち合わせをし、ポールを救い、家に行けるよう画策した。そしてローラもまた、ポールを油断させるための「ワナ」でジャックは、手錠をかけられたポールに問う。まだ1人、見つかってない死体がある。お前の女房だ。死体をどこに隠した?」ジャックは、この捜査が強引なものだと承知していて、ポールが「出て行った」と主張する妻の死体がここで見つかれば、それこそが決定的な証拠になると考えていた。
ポールは「全部お前が仕組んだんだ。私は、小説のアイデアを語っただけだ」と、録音された「自白」にシラをきり、妻の死体のありかを言わない。しかしジャックは、家にあった妻の写真に、今は庭にある池が写っていないことに気付く。ポールは妻を殺し、地中深くに埋めて、その上に池を作った。死体の場所を見つけられ、ポールは遂に観念。
・・・ここで、ポールは一軒屋の寝室で目を覚ます。今までのことは、ポールが見ていた夢だった。ポールは夢で見た物語を忘れないうちにと、「新作」を書き始める。
あちゃみ

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