ロードオブザリング Ⅱ
続きものって、3部作ならだいたい“転”に移る2部作目が1番面白い気がする。
1番は始まりの物語として手堅く、
2番はある程度気ままで大胆に、
3番でこれまでの総回収と物語の収束に追われる。
そう思った指輪物語の2部作目です。
冒頭からガンダルフの勇姿がカッコいい。
これまた掴みが良いなと。
2部作目らしく、軽快に話が進んでいく。
ここらへんからレゴラスとギムリの張り合いや、アラゴルンのかっこよさとか、闇フロドとか出てきますね〜。
個人的には、一作目でホビット村の陽光に照らされる綺麗なフロドの髪が、この作品では終始暗く黒髪に見えるのも演出意図なのか！と思ったりした。が、そういう意図があったとかは証拠ありません。
あと、移動戦とか城壁戦とかで、
著名映画よろしくの“ウィルヘルムの叫び”(ヘイム？)が多用されてるのがニヤニヤしました。
引き続き世界観の魅せ方が良いし、
アングルも素晴らしいです。
ゴラムの2側面の見せ方とか、
よくできてるなぁっと。
P.S.ガンダルフが“白の魔法使い”として復活を遂げるところとか、想像だけれどサルマンがサウロン側についたことで“白の魔法使い”の席が空いたってことなんですかね？これも勝手な想像です。
