ロードオブザリング Ⅲ
この作品内の、ミナス・ティリス戦にローハン勢が到着し、王の号令のもと突撃するシーンが一番好きです。
カメラを手前から引いて、軍勢の壮大さを見せる。
感覚的に、熱い展開なのがわかる。
そして王の号令「死だー!!」と声を上げるとか、凄い人間臭く良いです。
死に立ち向かう人間勢力と、その気合いに圧されるオーク勢(ウルクハイも混ざってるんですかね)。
なんか勇気づけられますね。
いざ戦う描写になるとほぼ馬であったり、3部作の中で1番ガンダルフが肉弾戦している。笑
魔法使いなんだけど、杖で殴る、剣できる、杖で殴る…をひたすら続ける。
どうしてもツッコミたくなります。笑
本作のMVPは間違いなくサムです。
彼の「指輪のおもみは背負えなくても、貴方なら背負えます」という台詞は映画史に残して良いはず。
勇者サムワイズ、人間味(ホビット味?)が溢れててとても熱い!
最後ハッピーエンドだし、原作未読だけれど、このサムを丁寧に描いたのは、素晴らしいことなのでは??
あと、エオウィン!
強く美しい女性として描かれながら、芯があり、戦にもでる。
戦乙女、戦姫感が個人的に好きです。
アルウェンよりもエオウィン派です。
少し前にワンダーウーマン凄いって映画界的になったけど、もっと前、それでいて近い年代に強い女性像が描かれていたのは嬉しいですね。
そしてアラゴルンはレンジャーの方がカッコいい。
貴族な魅せ方はあまりカッコよくないなぁっと。
髪乱れてて、さすらい人な方が良い。