2021年9月12日
『はじまりの街』 2016年フランス・イタリア制作
監督、イヴァーノ・デ・マッテオ。
ローマ。
アンナ(マルゲリータ・ブイ)は夫のDVに苦しむ。
そのDVの場面を12歳の息子バレリオは目撃する。
額にDVによる傷を作り、アンナは息子を連れて、
トリノへと逃れる。
行き先は、トリノにいる友人カルラの家。
そのカルラの家に間借りをし、アンナは仕事を探す。
が、次第に息子との間に溝ができていく。
思春期の息子を持った母の悩み・・・
息子バレリオは、きれいなオネイサン達を「友達」と
いう目線で見ていたのか。
まさか「女性」としてみていたわけではないよね。
ご近所の人たちがやさしい。
特に、お鬚の叔父さんマチューさんがいるからこそ、
バレリオは悩みを打ち明け、心を安定に保つことが
できた。
友人のカルラがいい!
心広くやさしく、アンナとバレリオを受け入れている。
この方がいるから、アンナは再出発できた。
あたたかい話だ。
結構、リアルな話でもある。
息子バレリオ役の子が、とても初々しい❤
暴力をふるうような夫には、早くから妻は柔道を
習っていた方が良いかと思う。
いざ、暴力の場面に出くわしたら、反対に妻が
エイヤー――!!と技をかける・・・ってこと
できたら、夫の暴力は止むかしら?
それとも、逃げるが勝ち? 価値!