カナダで最も有名な画家モードルイスの半生を描いた作品。
見終わった後についため息をついてしまうような、少し悲しくも美しい映画だった。
サリーホーキンスとイーサンホークの演技がとにかく素晴らしい。
雇用関係だった二人が恋に落ちる様を描いているんだけど、とにかく二人は繊細で慎重に演技をしていた感じ。それがすごく伝わってきてまさに美術作品を見ている感覚に陥った。
二人の"夫婦"という一言じゃ片付けられないような関係性がすごく映画終盤に響いていてとても見応えを感じました。
だからこそいい意味で見終わった後の満足感や喪失感は大きいのかも。
最初サリーホーキンス演じるモードルイスが少しうざく感じてしまったのは残念。スクリーンタイム多い割には魅力的に感じなかったと言うか。どちらかというと前半は男性であるイーサンホーク目線で描かれていた気がします。
とにかくイーサンホークがかっこよかったな……オススメです
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[この映画のBest俳優]
イーサンホーク
[脚本面]☆☆☆☆
[映像面]☆☆☆
[ストーリー性]☆☆☆
[オススメ度]☆☆☆