ピッツア橋本

ラウンダーズのピッツア橋本のレビュー・感想・評価

ラウンダーズ(1998年製作の映画)
4.1
ある程度ギャンブルをかじった事がある人なら何度もうんうんとうなづいてしまう映画。

勝負の駆け引きも見応えあるけれど、本作の1番の魅力はギャンブルの教訓と本質の伝え方だと思う。

知識やテクニックのあるギャンブラーほど技に溺れて肝心な勝負どころで勝ち分を一気に不意にし、自滅する。

暇つぶしから始まったはずの事が気づけば生活の中心になってしまうのがギャンブル。

「ポーカーやってる時だけ命を感じるんだ」と法学部のマットデイモンが彼女に訴えて、速攻にフラれるシーンで何故か罪悪感が自分にも芽生えた笑

結局は運と勝つ意志。
そんな言われなくとも子供でもわかるような事をすっからかんにならないと学べないのが博打打ち。

正直、主人公のラストは妬ましいけど、博打打ち達の夢を体現した良い落とし所だとも思った。

すごく内臓にくる映画でした。
ピッツア橋本

ピッツア橋本