マルメラ

ラウンダーズのマルメラのレビュー・感想・評価

ラウンダーズ(1998年製作の映画)
3.0

つまらなくは無いけど、その終わり方ってどうなの⁇という感想。

まず、キャストから。
マット・デイモンは相変わらず天才役。
この人は本当に天才ばっかやってますねw

エドワード・ノートンも相変わらずのクズ役。
エドワード・ノートンにクズをやらせたら右に出る物はいないんじゃないか、と思わせるくらいのクズっぷり。

ジョン・マルコヴィッチもいい味出してました。
「RED」では面白い爺ちゃんやってましたけど、今回は凄腕の敵役でした。

まぁストーリーは単純。
ポーカー好きの法科大学生が、借金に苦しむ友人を救うためにポーカーで頑張る話。
ざっくりしすぎですがw

この話の一番問題のところが、主人公の設定かと。
先にラストから話すと、ラストで宿敵に勝ったマット・デイモンは法科大学を辞めて、ラスベガスに行くわけです。
これが、まず謎。
一応、家でプロのポーカーの試合とか見てるんですよ。最強の男に憧れているみたいな描写もあります。
でも、その最強の男に勝っちゃってるんですw
だから、ラスベガスに行くことの理由としては、①お金稼ぎ②ポーカーの腕試し。
この2択しか無いんです。
どちらにしても、それでいいのお前っていう。

いや、持つものの義務を果たす的なノブレスオブリージュ的な展開なのか?とも思ったが、お前じゃあ法科大学なんで行ってたんだ?っていう。

ポーカーの見せ方もあんまりカッコ良くなかったし。
他のポーカー映画の方がそれなりに面白かったイメージ。

まぁキャストに助けられて及第点かな。
マルメラ

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