韓国映画らしい熱い作品。
オープニングから観る者をグイグイ引き込む。
先ず実写。
それからアニメ。
このアニメパートが凄まじい。
イヤ、凄まじいからアニメにしたのか?
もしアニメから始まったら、
オイオイ、アニメかよ⁇
ト思ってしまう。
思わせないために実写から始めたのだろう。
ト、同時に実写パートの主人公の回想にもなっている。
巧い。
が、アニメパートから実写パートに戻った時に、
いささか設定を理解するのに時間が掛かるのも事実。
が、4組の主人公たちの立ち位置が理解出来てからは、
画面から目が離せなくなる。
135分あるのだが、まったく感じさせない。
巨大な権力に立ち向かう市井の人々の物語。
共感せざるを得ない。
4組のキャラクター設定も秀逸。
そして、とにかく熱い‼︎
ホンも演出も演技も。
が、この作品にはそれが必要。
アクションも凄まじいが、
キャラクターの感情も凄まじい。
そしてその両者のバランスが良いところが、
この作品を良質な作品にしている。
製作途中にスポンサーが降りて、
クラウドファンディングを募って製作を続けたとのコト。
ラストの異常に長いエンドロール。
それはいかに多くの人がこの作品を支持しているかの証明でもある。
一見の価値アリ。