前作より好み。姉妹の祖父に当たる元国王の過ちを認めて、それを正す。見て見ぬふりをせず、負の歴史にきちんと対処するのは難しいが、大事なことだ。
そのメッセージをエンタメ作品として楽しく見せることができているのが素晴らしいと思う。
「ブラックパンサー」も主人公が同様の決断をし、あれほど尊敬していた前国王に対して「あなた方はずっと間違っていた」と目の前で断言したシーンがあった。
特に本作の場合は被害者が存在するので、その決断は重い。
ただ、後半は一気に展開が加速するが、ちょっと前半がもたついた感じがあった。ミュージカルというよりもヒーローものに近くて（それはそれでいいと思うが）、歌のシーンがちょっと間延びした気がする。
今作はエルサもアナも、壮大なアクションシーンがあり、特にエルサは特殊能力があるのでスーパーヒーロー感があり、かっこよかった。
しかし寒い夜に見たので、エルサの薄着が気になって…。本人は少しも寒くないんだろうけど。
