このレビューはネタバレを含みます
『アナと雪の女王』のエルサは、「少しも寒くないわ」と言って扉をバタンと閉めた。孤独に閉じていた。アナさえ拒絶した自分の記憶を『アナと雪の女王2』で思い出すエルサは顔を歪めている。
『アナと雪の女王2』でも、エルサはアナを置いて行く。しかし、ひとり塔に閉じこもるのではなく、今度は誰かとの関係のなかで自分の力の使い方を自覚する。そして、自分からアナに助けを求める。
エルサは自分の居場所を作り、見つけた。そこにアナはいないけれど、アナとエルサは違う形でつながり続ける。
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全身が震えるわ
寒さのせいじゃない
懐かしい気持ち
夢のようにどこかおぼろげで
あなたを感じる
昔からの友のように
初めての場所
それなのに我が家のよう
ずっと心を閉ざしてた
秘密を隠してきたの
あなたもそうね
でももう隠れないで
姿を見せて
あなたに会いたい
姿を見せて
あなたの番よ
あなたをずっと探し求めていた
姿を見せて
待っているの
もう迷わない
何度も傷ついてきた
理由を教えて
なぜ私が生まれたか
みんなと違いすぎ
ルールからも外れる
今日で何かが変わる？
すべてが分かるの？
姿を見せて
もう震えていない
遠い道のり
ついに来たの
あなたが私の答え
ずっと探し求めてた
姿を見せて
本当のあなたを
早く来て
扉を開けて
待てないの
もうこれ以上
さあ早く来て
扉を開けて
待てないの
もうこれ以上
(『show yourself』より)
