二式

アナと雪の女王2の二式のレビュー・感想・評価

アナと雪の女王2(2019年製作の映画)
3.4
奇麗に終わった物語からどうやって話を進めるのかと思っていたら、過去へと話を拡大。そこから未来に進む。アナとエルサはもちろん、前作で扱いが悪かったクリストフも前進しているのが良かった。

前作に比べてファンタジー色がかなり強くなっている。新しい設定がたくさん出てきて、新しい用語も増える。この辺が取っかかりにくく、話自体は前作みたいな意外な展開はないストレートなものなのに、異常にわかりにくい。あと、悪役は存在せず、話の決着があっさりで盛り上がりに欠けた。

前作以上にミュージカル。各キャラがソロ曲があり、だれかが歌ってるかアクションしてるかみたいな映画に。クリストフのバラードとMV風のシーンは好きだけど、「Let It Go」のようなインパクトのある一曲がない。劇中の曲よりエンディングの歌手が歌っているバージョンのほうが良かった。

蛇足とかではないし、不要とは思わないけど、あってもなくてもよかった続編。
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