子供の頃、散々観た記憶があるアニメ版"ライオンキング"の実写化作品。
実写化作品といっても実写化どうか怪しい。
人間は出てこないし、フルCGであり"アバター"よりも実写から遠い。
しかしながら映像技術がとんでもなく、本物にしか見えないからこれはもう実写化作品なんだろうなぁと思った。
ストーリーはおそらく誰もが想像した通りの展開でハッピーエンドに終結するので、特にハラハラすることもなく最後まで安心して観ることができる。
安心して観ることができる反面、映像技術以外に着目すべき点がないので、作品としては普通でした。
驚いたのは、シンバが昆虫食だったということ。
まさか肉を食べずに昆虫を主食にしているとは。
ミュージカルパートは「ハクナ・マタタ」が一番良かった。
S・ローゲンの喋り方は声優だとしても声を聞いた瞬間に一発で分かるほど特徴的で、声だけでもすごく面白かった。
J・ファブロー監督作品。
映像技術だけは本当に素晴らしかったです。
映像技術をアピールするためだけに製作された作品だとしても納得のいくレベルでズバ抜けていました。
次は"キャッツ"の実写化作品が公開されるようなので、トレイラーにも登場した動物と人間が融合した映像がどれほどのものになるのか楽しみです。
