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ボヘミアン・ラプソディのnagashingのレビュー・感想・評価

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)
3.0
アメコミヒーローの心理描写すらおぼつかないのに、どうして実在の人物の奥行きを捉えうると思ったのか謎。せめて乱暴すぎる力技を華々しくキメてほしかったが、性急なカット割りが人物の運動とともにこちらの高揚感をも寸断。「6分の曲なんてありえない」と主張するEMIの重役が『狂気』のゴールドディスクを壁に飾っているというアイロニーは評価したい。ちなみに、1970年のBIBAはKensington High Streetにあったが、あんなコーナーに店をかまえてはいなかったはず。内装の再現度は高め。エンドクレジットのスタッフにGeorge Harrisonとかいうやつがいて気になりすぎる。
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