この映画を観てから無性にクイーンの曲が聴きたくて、今もこうしてスピーカーで彼らの曲を聴きながらレビューを書いている。
クイーンの曲は、さまざまなところで耳にする。
テレビの中やラジオ、街の中で、学校でカフェで聞くことだってあった。
僕は知らないはずなのに彼らの曲を物心ついたころから知っている。
英語だってほとんどわかんないし、歌の意味なんてさっぱりだ。
なのにフレディマーキュリーが、歌うと、勇気、愛、希望そのすべてがメロディとして伝わってくる。不思議だ。
人を惹き付けるパワーがある。
本当に天才だ。涙が溢れるくらいに。
フレディマーキュリーのドキュメンタリーでこう言っていたのを思い出した。
「僕は音楽の娼婦だ」と
この言葉の心意が少しわかった気がした。
言い方を変えれば、己の作る音楽を愛しすぎているということ。
彼は、誰かのために曲なんか書いていない。自分が、気持ちいい音楽を流れに身を任せて作っている。
それは誰も批評できるもんじゃない。
はっきり言って、語るなんて誰もできやしない。語れば語るほど滑稽で馬鹿馬鹿しい。
そこに意味なんて存在しない。
あるのは、メロディだけ。
まさにボヘミアンラプソディだ。
自由奔放な狂詩曲。
誰もが、自由なんだ。他人の評価など気にしないで、自分の信じる道を進めばいい。
俺たちはそれぞれがチャンピオンなんだ。
それにしても、フレディ役のラミマレックすごいよ。本物かと思ったよ。
動きも歌声もすべてが。。。
感動をありがとう。もう一回観に行くよ。