Filmarksのファンスクリーニングにて鑑賞。
"X-MEN"シリーズの最終章として、ジーンが覚醒しダークフェニックスとなる本作、もはやアクション作品ではなく多様性や社会的弱者の立場を社会へと訴えかける人間ドラマ作品へと変わってしまったように感じた。
もちろん"X-MEN"シリーズはもともとそういった路線の作品だし、それがこのシリーズの良さであることは分かっているんだけど、最終章と銘打つならばもう少しアクションをかましてほしかったのが正直な感想。
アクションシーンがなかったわけではないし、カッコいいシーンもたくさんあったから決してつまらないわけではなかったけど、"〜ファイナルディシジョン"のようなラストを望んだ自分が間違っていたのかもしれない。
ジーンが敵となるのは"〜ファイナルディシジョン"と被っており、既視感のある展開だったにも関わらず予想外のことがいくつか起こって、その点に関してはすごく楽しめた。
マグニートーが銃を大量に浮かせて敵を滅多撃ちにするシーンが一番カッコよかった。
"〜フューチャー&パスト"でリブートしたにも関わらず、20世紀FOXやらディズニーやらの関係でキャストが定着する前に一旦終わってしまったのは少し残念。
ディズニー作品になってからも続くのかもしれないけど、どうなるんでしょうか。
MCUとの合流には期待してます。
S・キンバーグ初監督作品。
J・マカヴォイ、M・ファスベンダー、J・ローレンス、J・チャステイン、N・ホルト、T・シェリダン、S・ターナー共演。
キャストの豪華さではMCUにも負けないレベル。
リブートがうまくいかなかったのは残念だけど、これからもシリーズが続くのであれば観に行きます。
"The New Mutants"は公開されるのでしょうか。
