天津甘栗

検察側の罪人の天津甘栗のネタバレレビュー・内容・結末

検察側の罪人(2018年製作の映画)
2.8

このレビューはネタバレを含みます

会話や場面の移り変わりのテンポが異常に早い原田節。登場人物も多いため、消化が追いつかず、ん?あれ、なんで?とノイズを感じる展開が多々あった。
ラストの幕切れのように、全編通して中途半端さをふんだんに感じる作品でした。

・諏訪部がオールマイティカードすぎる。
・戦争をしたがってる日本ネタが唐突で、何のフリになってたのかよくわからん。
・不自然な形状のシーツを纏ったニノと吉高由里子の 69ピロートークは、造形美よりも邦画ならではの歪さを感じる。
・キムタクの犯行現場は見せずカットした方がよかったのでは。完全に詰んでいるのに強引な誘導をするキムタクがアホに見えちゃうから。
・ラストなんなん。ニノがキムタクをちんちんするのかと思ったら、「あ〝ーっ‼︎」ってなにが?尻切れトンボすぎる。松倉への取調べの勢いでキムタクを鬼詰めしてくれたら凄まじい終幕になったのになぁ。散々こき下ろした後に、あ〝ーっ‼︎っと叫べば良かった。
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